2019年度の港北区自主企画事業予算案が示された。防災や区制80周年企画、スポーツ推進などに総計1億2378万2000円を計上。記念イベント、セカンドキャリアセミナーなどの新規事業が導入される。
自主企画事業費は▽安心して暮らせるまちづくり▽活気にあふれるまちづくり▽地域で支えあう福祉・保健のまちづくり▽区民サービス向上に向けた取組――の4本柱で構成されている。
防災に向けた整備
大規模災害時の長期避難時によりストレスのない生活を実現すべく、地域防災拠点の備品が新たに整備される。今年度は女性用着替えテントと子ども用遊び場マット、ペット一時飼育用テントが28拠点に1基ずつ導入される。昨年3月に配信を開始した港北区防災情報アプリは、居場所検索や浸水ハザードマップ情報、やさしい日本語対応などの機能が盛り込まれる。
各種イベントに向け
港北区制80周年や大規模スポーツ大会開催などに向けた事業が計画されている。
区制80周年事業では、6月1日開催の「ふるさと港北ふれあいまつり」で記念式典を執り行う。区民合唱団がステージで港北の歌を披露する予定。11月には区の木であるハナミズキを大倉山公園内のシドモア桜横に植樹する。使用される苗木は、1912年に東京からワシントンへ送られたシドモア桜の返礼として、アメリカから贈呈された原木だという。
ラグビーワールドカップ2019や東京五輪開催の機運醸成のためのスポーツ関連事業を行う。昨年に引き続き、小学生向けラグビーイベントや地域・区内施設と連携した取組みが進められる方針。またラグビーワールドカップの開催前後、小学生の保護者を対象に認知度アンケートを実施。
ケアプラ分室を設置
樽町ケアプラザの圏域は綱島、大曽根、樽町、師岡で約82000人が暮らす。高齢者人口は約14000人と市内141の地域ケアプラザのなかで第1位。なかでも鶴見川以北の綱島地区では人口約43000人を抱えており、人口増加も予想されることから、同地域ケアプラザの分室が綱島地区に設置される。高齢者、子育て、障害、地域住民の活動支援などの機能充実を図る。
高齢・障がい者事業充実
高齢者支援事業では新たに「セカンドキャリア起業セミナー」を開催する。就労意欲が高く専門的な知識や技術を持つ高齢者が多いことから、”起業”に焦点を当て、地域のコミュニティビジネスの発展を目指す。
独居の高齢者などを対象に、救急医療情報キットの配布を開始。かかりつけ医や服薬内容、連絡先などの情報を収めて冷蔵庫に保管しておくことで、救急搬送時などの迅速な対応を可能にする。
障がい者事業では、区内事業所紹介パンフレットを作成する。事業所や関連機関に配置する予定。
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