横浜産いちごでワインをつくりたい―。そんな夢をかなえたのが、区内新羽町で農業を営む「ながさわファーム」の長澤佑典さん・沙也加さん夫妻だ。
夫の佑典さんは、代々続く農家の長男。2011年から減農薬野菜の栽培・直売を始め「顔の見える農業」を目指してきた。いちご栽培は13年から。「軸となる品目が欲しかったし、妻がいちごの名産地である福岡出身で、横浜でも美味しいいちごを作りたかった」と佑典さん。減農薬栽培と、糖度が高い完熟状態で収穫するのが同ファームの特徴。直売所での販売のほか新横浜国際ホテルや、地元のフランス料理店などにも卸している。
ワインについては妻の沙也加さんが福岡でイチゴワインが生産されていることを知っており、「地産地消の新たな形」ということ、さらに形が悪い等で販売できないいちごの食品ロスという課題を解決できるのでは、と構想を温めていた。17年に「はまふぅどコンシェルジュ講座」で、市内初の都市型ワイナリーである「横濱ワイナリー」代表の町田佳子さんと知り合った際、「イチゴワインをつくりたい」と相談。醸造法を調べてもらい、今年はトライアルのため50本限定で「横浜イチゴワイン」としてこの3月に商品化した。
微発砲で375ミリリットル・3000円(税別)。1本あたり、4〜5パック分のいちごが使われている。購入希望者は、3月14日(木)正午より「ながさわファーム」仲町台イチゴハウス(新羽町4327)で直接申込。商品は発送(有料)か、横濱ワイナリー(中区新山下町1の3の12)で受け取り。
また同イチゴハウスでは、午前10時からいちごの直売も5月末頃まで行っている(不定休)。
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