ボランティアやその希望者、行政などの関係者をつなぐ地域の交流場として設置された福祉活動拠点「南舞岡ボランティアセンター」(南舞岡3―3―12)が、開所して3月18日で半年が経つ。同3日からは女性向けの初心者麻雀教室も開かれるようになるなど、拠点は住民の憩いの場にもなっているようだ。
麻雀教室が開催されるに至ったきっかけは、地域住民からの依頼。講師でセンター長の野口稔さん(77)は「知らない人とも話せる交流の場になれば。教室外でも自主的にやってくれるようになるといいね」。開催初日、麻雀卓を囲んだメンバーは皆、「わからない」と言いながらも楽しそうだった。
同センターは、横浜市社会福祉協議会により「地区ボランティアセンターモデル設置事業」の実施第1号として設置された。ボランティアと希望者の仲介業務以外にも、編み物サークルによる活動や親子向けの本の読み聞かせなども行われている。2月の利用者数は234人。この数字を受けて市社協は、「駅から離れた住宅地にある割に利用率は良いのでは。交流を通じて、気軽に困りごとを相談し合える関係を築いてほしい」と期待する。実際に、同センターでは何気ない会話の中からも困りごとの相談は出てくるそう。
同事業では、2013年度までに市内4地区でのセンターの設置を目指している。1月には旭区にも設置され、4月上旬には青葉区で開所が予定されている。
開館日は毎週月・水・金・土曜日の午前9時半〜午後4時。相談料は無料。問い合わせは同センター【電話】045・822・3005。
|
<PR>
戸塚区・泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>