「旧東海道戸塚宿まちづくり拠点」(矢部町84─1)では、東日本大震災により親を亡くした子どもたち(遺児)を支援しようと、募金を呼びかけている。
病気や災害などで親を亡くした子どもたちを、奨学金などで支援する民間非営利団体「あしなが育英会」の「東日本大地震・津波遺児募金」活動によるもの。同拠点の事務局長・奥田明夫さん(61)が約10年前から個人的に同団体に寄付をしていることから、拠点でも呼びかけることに。
あしなが育英会は遺児の進学支援のために奨学金を貸し出すほか、阪神・淡路大震災などで親を亡くした子どもたちが集う拠点「神戸レインボーハウス」を設立するなど、遺児の心のケアも行っている。今回集まった寄付は「特別一時金」としての支給や心のケア活動などに充てられる。
同団体を組織するのは実際に親を亡くした人々。「心の傷は同じ痛みを経験した人と分かち合うことが大切。こういった厳しい境遇の子どもがいることを知ってほしい」と奥田さん。
同拠点では募金の振込用紙を配布。開所時間は午前9時〜午後4時半(火・木曜日休み)。詳細は同拠点【電話】045・392・9101。
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