上矢部高校の文化部合同展が3月26日〜30日、かながわ県民センター(神奈川区)で開催された。会場では、陶芸部が作った茶碗などを販売し義援金を募った(=写真)。
今年で4回目となる同展は、東日本大震災の発生により、生徒の安全性や作品搬送の問題で中止が危ぶまれたが、「チャリティーイベントとして開催できないか」という陶芸部顧問の長崎悟教諭の提案により開催する運びになった。
イベントには、同校の卒業生や保護者、同センターの利用者など5日間で445人が訪れた。美術部、陶芸部、アニメ漫画研究部、写真部、書道部が作成した作品約100点が展示され、その会場の一角で陶芸作品を販売。
陶芸品の売り上げと募金で集まった13万1882円は、神奈川新聞厚生事業団を通じて、被災者に義援金として寄付される。
陶芸部の明神未来(みょうじんみく)さん(3年)は、「『被災者のため』と一丸となって取り組めた。開催できてうれしい」と話した。
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