区予算案 絆づくりを推進 6項目に1億2千万
2012年度の横浜市予算案が発表され、各区の自主企画事業の概要も明らかになった。戸塚区では、東日本大震災を経て、つながりや絆の必要性を実感したとし、12年度は各事業で区民や自治会町内会、企業、学校などとのつながり・絆づくりを意識した事業展開を進めるとしている。
戸塚区の同事業費には6項目に計1億2268万9千円が計上された。内訳は、【1】「地域のつながり・絆づくりの推進」に3357万2千円、【2】「区内中小企業の支援と環境行動の推進」に701万3千円、【3】「防災・防犯力の強化」に2049万2千円、【4】「子育て家庭の支援」に1094万5千円、【5】「高齢者・障がい者を地域で支えるまちづくり」に713万5千円、【6】「きめこまやかなサービスの提供」に4353万2千円―が計上された。
区が特に重点を置くのは3つの新規事業。「区内立地中小企業支援事業」では、区内の中小製造業の製品や技術に関する情報をウェブ上で発信し、企業の取り組みを支援。「青少年育成事業」では、地域の複数の団体が協力して行う青少年育成事業を審査して補助金を出すほか、青少年指導員などと協力して中学生を対象とした実践的な災害対応訓練を実施し、青少年の育成と防災意識の啓発を図る。「新区庁舎子育てスペースにおける来庁者一時託児事業」では、新庁舎の混雑時などに、短時間子どもを預かる事業を想定している。
予算案は市会定例会で審議されており、3月23日(金)に議決される見通し。
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4月18日