俣野町の「いずみ畳店」の職人による畳修理の実演とミニ畳作り教室が2月13日、俣野小学校(山崎浩一郎校長)で開催され、6年生22人が参加した。
実演では職人歴55年の花形富雄さん(70)が古くなった畳の張り替えを披露。手早く正確な職人技に児童は見入り、「一日に何枚作っていますか」「畳はいつから使われていますか」など、質問も続々と出た。
ミニ畳作りでは、20cm四方の板にゴザとヘリをゆるみのないように張る作業に挑戦。児童は慣れない作業に苦戦しながらも、職人の手本を参考に「世界に一つだけの畳」を完成させた=写真。長瀬文葉(あやは)さんは「ヘリの部分のバランスが難しかったけど、きれいにできてよかった」と話した。
講師として参加した同店の大平潤さんは「畳は手入れや張り替えをすれば、長い間使える。使い捨ての物も多い時代だが、今回の教室を通して、子どもたちに物を大切にするという心が伝われば」と話した。
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