戸塚区民文化センター「さくらプラザ」のギャラリーが8月31日に開館し、これを記念して約30年にわたり区内で活動するサークル「龍樹会」による能・狂言面展が開催された。
翁、童子、猿など、展示された面は82点。般若は「女性の恨みを表す」など、それぞれに面の説明書きが記され、訪れた人は1点ずつじっくりと見入っていた。
同会代表の茂田賢さんは、「こけら落としのイベントに招いてもらい、これ以上光栄なことはない。会員皆で1年以上かけて頑張った」と喜んでいた。
9月4日からは1948年の発足以来、114回目となる戸塚区美術協会の絵画展が開催。地域の絵画サークルや愛好家の作品も加えた約170点が展示され、11日までの6日間で約2560人が訪れた。
来場者と絵画を介した交流も楽しめたという同協会会長の中島義玄さんは、「人間は本能的に自分の生きた証を残したいものだが、絵画からは描き手の息づかいさえ感じられる」と魅力を語っていた。
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