市立戸塚高校(汲沢)で6月28日に中学生対象の実技講習会が、7月5日に同校吹奏楽部対象の演奏指導が行われた。
実技講習会には、中学生238人が参加。神奈川フィルハーモニー管弦楽団などの首席奏者や同校音楽コースの講師らが指導にあたった。同校卒業生で、東京佼成ウィンドオーケストラパーカッション奏者の秋田孝訓氏は、打楽器の打ち方について「叩いて音を出すまでの動きも大切」と話し、例えを用いて分かりやすく教えていた。
演奏指導には、吹奏楽部から1、2年生を中心に約110人が参加。講師は昨年に引き続きスペインのマドリッド交響楽団首席クラリネット奏者のヴィセンテ・アルベローラ氏が担当した。コンクールに向けて練習を始めた楽曲をヴィセンテ氏の指揮に合わせて、全員で合奏。各パートのメロディーの吹き方や表現について指導を受けた。合奏後には、ヴィセンテ氏に積極的に質問をする生徒の姿も見られた。参加した伊藤史織さん(3年)は「すごく楽しかった。教えてもらったことをコンクールに生かしたい」と話していた。
|
<PR>
戸塚区・泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>