吹奏楽 東関東大会に出場 境木中と戸塚高
境木中はトップ通過
市立境木中学校(栗原公明校長)の吹奏楽部が8月5日に行われた「第63回神奈川県吹奏楽コンクール」の中学校の部A部門(1日目)で県代表に選ばれた。さらに最も優れた演奏をした学校に贈られる朝日新聞社賞も受賞した。
「去年代表に選ばれなかった悔しさをバネに、全国出場を目標にがんばってきた」と話すのは、部長の原里彩子さん(3年)。県代表選出は2年ぶり2回目。市大会でも部門トップで代表の座を勝ち取った同校だが、県大会については「激戦区」で「自分たちの演奏に納得がいっていない部員も何人かいた」こともあり、トップ通過という好成績には驚いたという。
9月7日に栃木県宇都宮市で行われる東関東大会での目標は、代表に選ばれること。総勢100人の部員の中からオーディションで選ばれた50人が演奏する。曲目は、自由曲が「交響詩『ローマの祭』より十月祭、主顕祭」、課題曲は「行進曲『勇気のトビラ』」だ。「ソロの多い自由曲は技術、課題曲は境木中の武器であるサウンドで魅せたい」と原さん。「心に響く音楽を」という部のモットーを胸に、観客に思いを届けられる演奏を目指す。
戸塚高は13年連続
市立戸塚高校(長田正剛校長)の吹奏楽部は8月8日に行われた「第63回神奈川県吹奏楽コンクール」の高等学校の部A部門で県代表に選ばれた。同校が東関東大会に進出するのは13年連続。
県大会では「地区大会(市大会)よりも何倍も良い状態で本番を迎えることができた」と部長の柳下美佳さん(3年)は振り返る。同校では夏休みに5日間の合宿を行っており、たくさんの卒業生や外部講師らが演奏指導をしてくれるのだという。学校一の大所帯である吹奏楽部には165人が在籍。合宿では演奏を磨くだけでなく、皆でバーベキューをしたり、散歩をして気分転換をしたりと部員同士の絆も深めている。
9月6日に栃木県宇都宮市で行われる東関東大会では、昨年の銀賞を上回り、全国大会への切符をつかむことが目標だ。出場するのは部内選考を通過した55人。曲目は、自由曲が「吹奏楽のためのエッセイ」、課題曲は「行進曲『勇気のトビラ』」だ。柳下さんは「難しい曲ですが、音楽は聴いてくださる人あってこそ。賞の色が決まるコンクールでも、感動してもらえるような演奏を目指したい」と語った。
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4月18日