石刻の会による3回目の作品展が5月19日〜25日、戸塚区民文化センターさくらプラザで行われた。
石刻は直方体の石に彫刻刀で文字を彫り、単色で刷るもの。本来は中国が発祥で「篆書(てんしょ)」を刻むものだが、同会は日本の木版画の流れも取り入れた独自のもので、毎回恒例の共同制作は「東海道五十三次」。
来場者からは「初めて見た」「どのようにつくっているのか」などといった声があがった。
会員の金子悦子さん(56)は、「今まで旅行したところなど、外国の街並みを(石刻で)表現したい」と今後取り組みたいことを語った。同会で講師を務める森本記さんは「漢字を、書道の筆における『動』の美に相対する『静』の美として篆刻で表現していきたい」と会の方針を話した。
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