川上第一団地県営アパート自治会(清水豊司会長)と、ふれあい東戸塚ホスピタル(上品濃)の間を結ぶシャトルバスの運行が12月1日に始まった。
同団地は高台に位置し、かつ住民の高齢化も進んでいることなどから、医療機関への通院に不便を感じる人も多かった。そこで清水会長は住民へのアンケートを実施し、医療機関の利用状況を調べ、同病院にバスの運行をかけ合った。「住民の声」にすぐに理解を示した病院側。戸塚区役所や戸塚区社会福祉協議会の協力もあり、このほどバスの運行が実現した。
初日にシャトルバスを利用したのは5人の住民。バスが到着した際には、清水会長から運転手への花束贈呈も行われた。
清水会長は「病院をはじめ、周囲の理解にとても感謝している。利便性の向上はもちろん、(シャトルバスが)地域住民らが顔を合わせる場となれば」と期待を込めた。
ふれあい東戸塚ホスピタル総務課の東梅誠明さんは「会長とのご縁で実現できた。地域の足として利用してもらうことで、コミュニティづくりにも役立てば」と話していた。
シャトルバスの利用は無料。運行は毎週火曜日、木曜日、第3水曜日。往路は午前10時10分に川上第一団地着(13棟前広場、11棟下公衆電話付近で発着)し、同30分に同病院到着。復路は午前11時45分に同病院を出発し、同55分に川上第一団地に帰着する。年末年始や祝日等運休。
乗車には利用証が必要で、事前に会長・副会長に申し出る。
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