厚生労働省が2016年2月にスタートさせた「健康サポート薬局」に2月10日、川上町の平安薬局が横浜市内で初めて認定を受けた。
「健康サポート薬局」は、残薬や重複した投薬を減らすことによる医療費削減、未病を実現するために同省が推進する「かかりつけ薬局」としての基本的な機能に加え、地域との関わりが密接であることなどが認定の条件となっている。具体的には【1】一定の研修を受けた薬剤師が常駐する【2】地域における連携体制を構築している【3】要指導医薬品、介護用品などの取り扱いをしている【4】平日および土日に一定時間以上開局している【5】健康サポートの取組みを行っている【6】健康サポート薬局であることを表示する【7】個人情報に配慮した設備が整っていること――が必要だ。
平安薬局は、元々こうした体制を整えていたことに加え、区の健康まつりや区内で活動する団体の交流を図る「とつかお結び広場」などにも参加し、地域貢献に積極的に取り組んできたこともあり、「住民の健康維持、増進に積極的に協力しようと、手を上げた」と石渡章文代表は思いを語る。
認定を受けるため、局内をより充実させようと、相談者のプライバシーを守るため、パーテーションを設置、川のせせらぎの音も流し、会話を周囲から聞こえづらくするなどの対策もしている。
石渡代表は「まずは取組みを知ってもらい、さまざまな年齢層の近隣住民の健康づくりの場になっていくようにしていきたい」と話している。
2月25日(土)には「健康サポート薬局」の取り組みとして相談会を開催する。
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