進路指導の一環として
小雀町にある、公文国際学園中等部の2年生が12月8日、戸塚区を中心とする商店街の店舗で「ポスタビ」(*)を行った。
当日、2年生全160人は、5〜6人のグループに分かれ、戸塚、港南、瀬谷各区の主に商店街に加入する28店舗を訪れ、取材と写真撮影をした。訪問先は多種多様。美容室や喫茶店、中には漫才コンビというケースもあり、学生は職業人の熱い思いに触れていた。
区内で学生が訪れた1つが、仁天堂薬局。湯川仁代表取締役が取り組んでいる在宅医療について迫った。「これまで患者さんと接していて、大変だったこと、嬉しかったことは何ですか」の問いに、湯川代表は「がん患者さんの薬の管理をしていますが、ご家族から『自宅で最期を迎えられてよかった』といわれたときは、薬剤師として報われた思いになる」と話していた。また、同じく区内の笠原接骨院で学生は「治療で大切していることは何ですか」と質問。それに対し小林隆人院長は「当院では人の土台となる足を重要視しており、そこから身体の痛みや不具合を改善していく」などと答えていた。
取材を終えた学生は、ノートにまとめた内容と写真をB1サイズに皆で話し合いながらレイアウトし、業者に発注した。来年1月に刷り上がった作品は、取材先に届けられるという。
同学園の白井春樹教諭は「進路指導の一環として行っている。生徒の将来にとってとても貴重な体験となると思う」と話す。
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