戸塚消防署が一昨年制作した火災予防ソング「それゆけ!キッズ消防隊」が、動画共有サイトYouTube上で人気を集めている。
「それゆけキッズ消防隊おうちのパトロール」など、子どもたちに火災防止への意識を高めてもらう歌詞が並ぶ同曲。昨年4月に同サイトへ投稿以来、再生数を伸ばし、2月23日現在130万回を突破している。同署によると、行政関係の投稿動画で100万再生を超えることは珍しいという。
ダンス考案の園児に感謝状
動画では、同曲に合わせ、川上保育園(川上町)の園児らが考えたダンスが紹介されている。体全体を大きく動かす振り付けや、サビ部分の敬礼のポーズが特徴だ。
同署によると、再生数が伸びている要因として、市内の保育園や幼稚園に同曲のCDが配られていることがあるという。各園で体操や準備運動の一環で踊られていることもあり、参照している園児や保護者も多いようだ。
「多くの方に見てもらい嬉しい」と話すのは、同曲をつくった同署職員の柳澤将実さん。消防音楽隊に20年勤務した経験から、作詞・作曲者に抜擢された。特撮ヒーロー番組の主題歌のような抑揚あるメロディに、子どもが歌いやすい歌詞になるよう意識したという。
2月19日には、この曲に合わせた踊りを考えたの園児らに対し、100万回再生突破を記念した「感謝カード」が同署から送られた。カードを受け取った年長の園児らは「とてもうれしい」と笑顔。動画はhttps://www.youtube.com/watch?v=zUOMWpJfAfoで閲覧できる。
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