市消防訓練センター(深谷町)で毎月開催されている小学生対象の剣道大会「翔(はばた)き錬成会」。2016年9月から行われ、毎回100人以上が技を競っている。
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この大会の特徴は「子ども主体」で運営が行われていること。審判や試合進行などを子どもたち自身で行うほか、剣士らは初対面の相手にみずから声をかけて試合を申し込む。その過程で協調性が育まれ、道場を越えた絆が生まれている。
同大会を主催する戸塚道場のねらいは「友人作り」だ。近年は少子化や、スポーツの多様化により剣士が減少し、チームを編成できず悩む道場も多いという。そこで主催者は、個人でだれでも気軽に参加できるようにと同大会を企画。試合後にはドッヂボールや鬼ごっこといったレクリエーションを行うなど友人作りができる工夫を積極的に取り入れている。
県外からも参加者
ウェブを中心に評判が広がり、県内はもちろん長野や静岡など県外からも参加者がある。戸塚道場の槌田和博さんは「剣道の振興はもちろん、子どもらが社会に出たあとに『あのとき一緒に汗を流したよね』と思い出を分かち合うような関係を作ってもらえれば」と語る。同大会の詳細はブログ(【URL】https://ameblo.jp/habataki0903/)。
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