横浜市とヨコハマ未来モビリティショーケース推進協議会はこのほど、車イス型の近距離用パーソナルモビリティ「WHILL」を利用したシェアリングサービスの長期実証実験を開始した(来年2月末までを予定)。
WHILLは小回りや段差乗り越え性能を備えた高機能のパーソナルモビリティ。速度を変えながら自由に走行できる。
貸出、返却場所となるのは「cafeアニミ」(西区みなとみらい2の1の1 クロスパティオ内)。同店を経営するNPO法人アニミの服部一弘理事長は20代の頃に交通事故で車イス生活に。今回の話を受け、運営拠点となることを快諾。服部理事長は「これが広まれば車イスが日常にあることが普通になるはず」と期待を込める。
走行可能エリアはみなとみらい21地区。火曜、水曜、祝日を除く午前11時〜午後4時(受付3時半まで)。天候などにより中止の場合も。申込不要で当日直接同店へ(但し利用条件あり)。市の担当者は「新たな価値の創造につながれば」と話す。詳細は【電話】045・222・3316。
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