親子で自然を感じながら米を育てよう--。
舞岡地区センターが主催する、家族で田んぼ体験「舞岡こめこめクラブ」の今年度の取組みがスタートした。
区内はもとより、市内でも有数の山里の原風景を残す舞岡地区の魅力を広く周知しようと、同センターが自主事業として19年度から企画。公募で集まった家族が一年間を通じて舞岡公園内の田んぼで米作りを体験するもので、同公園でボランティア活動をする人が指導にあたっている。
一昨年、昨年度は50人程度の参加だったが、今年度は28家族・95人に大幅に増加する人気を示している。
4月11日には、土を砕き、細かくする「田起こし」から活動が始まり=写真=、5月9日には田んぼに水を入れて土をこねる「代かき」が行われた。参加者からは「泥んこになったけれど楽しかった。何よりも自然の中で気持ちが良かった」といった声が聞かれた。その後は田植え、夏には稲の生育調整をする「水抜き・草刈り」、秋口に稲刈り、脱穀で米の収穫を迎え、来年3月に次年度に向けた土づくりをする「荒起こし」で終了となる予定だ。
初年度から収穫した米は1家族2kg程度持ち返っており、今年度も新型コロナ感染状況によるが、同様となる見込み。
加藤和男館長は「コロナで家にこもっていることが多かったからか今年は多くの参加があった。舞岡の特性を感じてもらいらながら、人的コミュニティが構築できれば嬉しい」と話していた。
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