吉田町の宝蔵院で8月10日、戸塚警察署の署員らが、感染症で殉職した警察官が祭られる墓前に手を合わせた。
明治12年のコレラ流行時に、警察官として予防・救済に尽力し、自らも感染して28歳の若さで命を落とした西岡駿吉一等巡査。身をていして市民を守ろうとした西岡巡査の慰霊は、同署に配属された新人警察官らが恒例で行ってきた。
この日、訪れた不動坂交番勤務の江上彩音巡査は「コロナ禍の今と似た状況。西岡巡査を見習い、職務に尽くしていきたい」と話す。東戸塚駅前交番勤務の石崎耀聖巡査は「配属され、全てが新鮮。先輩や同期とともに町の安全を守りたい」と抱負を語った。
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