"地域で活躍"を応援 シニア・ハマ・カレッジ代表 中村好江さん
定年後の20年、30年をどう生きるのか。地域社会とどのように関わり、自分らしい活躍の舞台を見つけていくのか―。
「シニア・ハマ・カレッジ」は、その具体的な方法を学び、かたちにしていく生涯学習の場だ。2010年12月の設立以来、講座やセミナーを通して、高齢期における地域での居場所・出番づくりを支援している。
「超高齢社会は、日本が初めて経験すること。モデルとなるライフスタイルを確立していく主役は、今の時代を生きる私たちです」。同カレッジを立ち上げた代表の中村好江さん(68)=矢部町=は、そう語る。
中村さんは、民間企業の総務、労務、人事、役員室などで経験を積んだ後、子育てを機に専業主婦に。その後は会社から地域へ学びの舞台を移し、公共団体と連携しながら生涯学習の企画・運営に取り組んできた。
「定年後、どこに行って何をしたらよいのか分からないという人は多いです。会社はある程度ルールが確立された秩序ある組織ですが、地域は勝手が違いますから。地域に友人がいない、地域の情報をどこで得たらよいのか分からないという方を支援しようと立ち上げたのが、シニア・ハマ・カレッジなんです」
主催する講座やセミナーのテーマは「暮らしに役立つ知識」や「高齢期の正しい理解や元気維持の秘訣」など幅広い。また、座学に終始せず、得意分野を生かした生涯学習の場を自らつくり、発信するリーダーの育成も目指す。「地域で活動を始めるには、運営方法や事業計画の作り方、公共性の高め方を学ぶことが大切です。2月11日(土・祝)には新春セミナーも企画しています。多くの方にご参加頂ければ」と中村さん。
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4月18日