相馬市に鯉のぼりを掲げたい 小林さんが提供呼びかけ
地元の相馬市で支援活動を続ける小林さん
秋葉町に住む小林香代子さん（45）は今、地元の福島県相馬市に鯉のぼりを届けようと、提供を呼びかけている。
鳥が丘小学校で教員を務める小林さんは、東日本大震災発生後から１年間、同市でボランティアをしたり、仮設住居が並ぶ同市大野台などでフリーマーケットを開催したりして、支援活動を行ってきた。
活動の中で小林さんは、同市の和田観光苺（いちご）組合が、復興を願って同組合の駐車場に鯉のぼりを掲げる計画を立てていることを知った。しかし、海沿いにある同組合の周辺は津波で流された家が多く、なかなか鯉のぼりが集まらない状況だという。小林さんは「海沿いには小学校もある。鯉のぼりをたくさん掲げて、子どもの気持ちが少しでも安らげば」と話している。
問い合わせは小林さん【携帯電話】０９０・１７７８・４２４２。
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