戸塚の中・高校生も出演 須藤さん30回忌追悼公演
横浜の中学生に殺された須藤泰造さんの30回忌を追悼する公演「街に陽が昇るとき」が、6月30日(土)と7月1日(日)に県立青少年センター多目的プラザで開催される。この公演に戸塚区民ミュージカルに出演した中・高校生4人が出演する。
地域演劇教育集団「劇団ひこばえ」が主催。1982、83年に山下公園などで生活していた須藤さんなどの路上生活者を中学生らが暴行、殺傷した事件がテーマ。同劇団と戸塚区ほか4つの区民ミュージカルに出演した子どもと大人19人が演じる。
戸塚区からは山下創也君(横浜創学館高校3年)、市川悠介君(神奈川工業高校2年)、小早瀬祐(こはやせ ゆう)さん(戸塚中学校2年)、畑井彩夏さん(秋葉中学校2年)が出演し、須藤さんを殺した中学生や路上生活者、記者や警察官などを演じる。
区民ミュージカルで演技の楽しさを覚えたという山下君は「悪いことをしてはダメだということを伝えたい」。歌が好きという小早瀬さんは「人を殺す子どもをつくったのは周囲の大人にも責任があるのでは」。ダンスが好きな畑井さんは「『死ね』や『うざい』って言う人が多いけど、劇を見るとそんなことは言えなくなる」。子どもたちはそれぞれの思いを抱え、演じる。
チケットは子ども千円、大人2千円。時間などの詳細や予約は村上さん【電話】045・431・5551へ。
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4月18日