温かなオレンジ色の光に照らされた善了寺（矢部町）の境内。12月14日、冬至キャンドルナイト「ポスト３・11を創る〜そばにいるしぇあわせ〜」が本堂で開催された。
主催は善了寺、とつか宿駅前商店会、明治学院大学の有志によるＮＰＯ法人カフェ・デラ・テラ。今回は被災地・宮城県石巻市にある共生型サロン「よってがいん」にスポットを当て、開催された。
会場は満員。東日本大震災の追悼法要の後、トークイベントがスタート。「寄ってがいん」は「寄っていきなさい」という意味で、仮設住宅での生活が難しい高齢者や障害者のために開設された。11月末に主催者の学生スタッフ、成田智信住職、ソウルシンガー・松谷冬太さんが現地を訪問。松谷さんのギター演奏に合わせ、踊りながら楽しく交流するサロンでの様子などが映像を交えて紹介された。開設者の伊藤英樹さんのトークや松谷さんのライブに聞き入り、うなずく人の姿も見られた。
聞思堂ではカフェや模擬店が開かれ、来場者はｋａｈｏ＊さんのミニライブに耳を傾けながら、ゆったりとした時間を過ごしていた。
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