戸塚区と明治学院大学が「戸塚区災害ボランティア活動拠点の設置に関する協定」を1月17日、「防災とボランティアの日」に締結した。
大規模地震が発生し、戸塚区や横浜市に大きな被害が予想される場合には、ボランティアの活動拠点として同大の体育館などを提供する。活動拠点には、ボランティアを希望する区内外の個人・団体などからの問い合わせの対応、受け入れの窓口として「戸塚区災害ボランティアセンター」が設置される。小学校などに設けられる地域防災拠点(区内35カ所)などの被災者のニーズを把握し、各防災拠点に必要なボランティアを派遣するといった連絡調整などが行われる。
災害時のボランティア活動拠点は、市の防災計画に基づき、各区で公会堂などの施設を指定している。2013年の戸塚区防災計画では、旧区庁舎そばの戸塚区社会福祉協議会の事務所を指定していた。しかし、実際に窓口対応などをする際に、広さが十分ではないとの見解から、区が同大にも施設提供の協力を依頼し、協定締結に至った。災害時に学校で授業が行われている場合は、学生の安全確保と避難を優先し、活動拠点は一時的に区社協に設置。同大で活動拠点を運営できる体制が整い次第、利用される予定。
運営は区社協が区内のボランティア団体と協力し、進める。災害時の対応については、これまで同メンバーらが訓練などを行ってきた。明治学院大学も拠点に指定されたことで、訓練や準備も同大での対応を想定し、来年度以降に行われる予定という。
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