（左から）荻野さん、稲垣さん、山本さん
公文国際学園（小雀町）の中等部弓道部の女子チームが８月に行われた「第92回神奈川県中学弓道大会」と「第25回関東中学生弓道大会」の団体戦で優勝した。同校では初の快挙という。
優勝したのは、荻野梨紗子さん（中等部３年）、稲垣あすかさん（同）、山本優夏さん（同）の３人。団体戦だけでなく、県大会では山本さんが３位、荻野さんが４位、関東大会では山本さんが５位と、個人戦でも入賞している。
試合について、「関東大会には出られること自体が夢みたいだった」と話すのは稲垣さん。３人で「悔いのないように」と試合に臨んだが、これまでで最も緊張し、会場の張りつめた雰囲気にのまれそうになったという。
予選の上位４チームで行う決勝戦には、１位で進出した同チーム。決勝戦での結果は他校と１本差の２位だったが、順位は予選と決勝を合わせて決定されるため、予選１位の結果が功を奏し、合計的中数トップで優勝した。「みんなで頑張って優勝できたのでうれしかった」と荻野さんは大会を振り返る。前日の練習では調子が悪く、不安もあったというが、誰かが調子が悪いときは誰かがカバーし、３人で支え合うことができたという。山本さんは「個人よりも団体で優勝できたことがうれしい」と笑顔を見せた。
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