善了寺(矢部町)の境内にある「カフェゆっくり堂」で10月14日、「オーガニックコーヒー手煎り焙煎選手権大会」の地方予選大会が初めて開催された。
海外からコーヒーを輸入販売している株式会社ウインドファーム(福岡県、中村隆市代表)が企画。当日は同寺の成田智信住職をはじめ3人がエントリーし、コーヒー豆を火にかけて焙煎する「手煎り」の技術を競った。30分の競技は、焙煎豆の豊かな香りの中で行われた。
試合後、3人が焙煎した豆の状態やコーヒーの味、香りが審査され、かねてから危険な農薬等を使わないオーガニック(有機栽培)のコーヒーに関心が高かったという逆瀬川(さかせがわ)了さんの優勝が決まった。逆瀬川さんは11月14日に東京都で行われる全国大会に臨む。
今回試合に使われたのはエクアドル産とメキシコ産のコーヒー豆。オーガニックであることはもちろん、自然を破壊して農場を切り開く農法ではなく、様々な植物と共生させながら育てる「森林農法」を取り入れているのも特徴だ。
このカフェでは11月13日(月)、海外のオーガニックコーヒーの生産者を交えたフォーラムが行われる。成田住職は「実際に作っている方の願いに触れる、良い機会になれば」と話す。問い合わせは善了寺【電話】045・881・0348。
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