汲沢地区で新年の恒例行事となっている「お囃子」の披露――。汲澤囃子連(高村紀男(みつお)会長)のメンバーは、1月2日に各家庭や商店に訪れ笛や太鼓の演奏、獅子舞を行ったほか、下旬にかけては、施設や小学校、保育園などに訪問し、にぎにぎしい雰囲気を届ける予定だ。その同連では現在、練習に力が入ってきている。
メインメンバーは25人ほど。このうち主に演奏をするのは、地域に住む小学4年生から中学3年生の子どもたちだ。
五霊神社(汲沢町)で昨年末に行われた練習会で子どもたちは、これからのシーズンに向け、音の強弱などといった表現に苦戦しながらも、同連の石井徹さんらの指導のもと何度も反復練習。最後に笛と太鼓、鐘の音が合わさると、境内に華やかな演奏が響いた。
囃子の練習は年間を通じて行われている。そのほかバーベキューやクリスマス会などを通してメンバー間の親睦を深めていることもあり、和気あいあいとした雰囲気があることが同連の特徴だ。高村会長は「伝統を受け継いでいくのは大変だが、誇りを持って演奏している子どもらの姿が嬉しい」と話した。
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