多摩川河川敷バーベキュー利用 有料化スタート
マナーを守り楽しいレジャーを
川崎市は、多摩川河川敷二子橋周辺でのバーベキュー利用有料化を今月１日から開始した。
１人につき５００円（６歳以上）。利用者によるごみの大量発生などが問題化していることからマナー改善、受益者負担を促すための社会実験を経て正式に導入した。使用料は、運営や警備、ゴミ処理などに充てられる。
導入後初の週末となった２日には、２００人がバーベキューを楽しんだ。市内だけでなく、千葉や埼玉県からの利用者もいた。有料化に関するトラブルなどは無く、利用者からは「以前はゴミも酷かったが、有料化で改善されるなら全く問題ない」「５００円という額なら気軽に利用できる」といった肯定的な声が多く聞かれた。河川敷近くに10基のトイレが新設された点も好評のようだった。
９月末までは、受付は午前９時から午後３時まで。利用は午後６時までとなる。10月末まで24時間体制で管理を行う予定。
土、日、祝日に開場する駐車場は台数に限りがあるため、なるべく公共交通機関の利用を呼びかけている。また、時間内でも多摩川の増水などにより閉鎖する可能性があるため、当日の利用状況は市ＨＰを参照。
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