短冊に思い思いの願い込め 区内各地で七夕飾り
短冊に願い事を書き、竹に飾り付ける七夕の行事が区内各地で行われた。参加者それぞれの願いを短冊に書き込めていた。
園児と警察官が一緒に飾りつけ
交通安全を願う七夕飾りが先月28日、高津警察署で行われ、川崎めぐみ幼稚園の園児40人が署を訪れた。
園児らは「交通事故が減りますように」「みんなが笑顔でいれますように」などと願い事を短冊に書き込み、高津署員も「安心・安全街づくり」「交通事故防止」などの短冊を作製し、全長約10mの大型の竹の枝に飾りつけた。正面玄関前に設置した七夕飾りを前に、署員や園児らは「七夕」の歌を元気に合唱した。
鳴海署長は「交通ルールを守って、事故に遭わない様にしましょう」と園児に呼びかけた。
コンサートやパネルシアターも開催
川崎市民プラザ恒例の七夕まつりは今月1日に屋内広場で行われた。ソプラノ歌手桜井純恵さんの七夕コンサートやハッピーメロディの二人によるパネルシアターが披露されると会場は大いに盛り上がった。
広場に置かれた竹飾りには、来場者が取り付けたたくさんの短冊や飾りが取り付けられていた。短冊には「みんなと一緒に遊べるように」「バラ組みになれますように」など様々な願い事が書かれていた。
介護施設では入所者が被災地復興を願う
上作延のグループホーム高津(ヒューマンライフケア(株)/森川妙子施設長)では仙台七夕をイメージし入所者18人と職員が作製した七夕飾りを、昨日まで施設の正面玄関前に飾った。
配色は3種。青は海をイメージし、白には亡くなった方への祈り、黄には今後の希望を託した。
入所者は「地震の時は怖かった」「家が流された人はかわいそう」などと震災を振り返りながら、森川さんが詠んだ句「浜木綿の 芽吹く力ぞ 東北魂」の文字をちぎり絵に仕立てていった。
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4月26日