元気な高津をつくる会 地産地消レシピを一冊に 会員考案の簡単メニューを紹介
市民団体「元気な高津をつくる会」(田邊弘子会長/20協力団体)が、地元産の野菜や卵を使って考案したレシピ本を発行した。栄養バランスを重視し、誰でも簡単に作ることができる約90のメニューが掲載されている。
同会は平成17年に発足。高津区保健福祉センターと協働で、区内での健康づくり協力店の普及・推進のほか、調理講習会の実施、健康に関する催しへの参加などの活動を行っている。
今回発行された「地産地消 健康を考えた元気になるお料理本」の製作は一昨年に持ち上がった。「会で作った健康メニューのレシピを本にして区民の皆さんに紹介したいと、昨年から進めてきました」と田邊会長。手軽に作れることを前提に、地元産の野菜や卵を使ったメニューとして、会員たちがそれぞれ野菜の種類に合わせたレシピを考えた。高津区食品衛生協会やヘルスパートナー高津、子育てボランティアグループなど、区内の11団体も協力している。
調理時のポイントや主食・主菜・副菜のバランスを考えた献立例のほか、管理栄養士でもある田邊会長が算出した一食あたりの栄養充足率も掲載している。メニューの写真は会員たちがそれぞれ撮影。「遊び心を加えたり、楽しみながら作りました。各家庭で実際に作ってもらった中でアレンジを加えたり、新しいアイデアを出してもらえれば」と会員たちは話す。
「会の願いがようやく形になってうれしい。新鮮で栄養価も高い地元産の野菜を使うことで地域の活性化につながってほしい」と田邊会長は話している。
レシピ本はA4サイズ64ページで500冊発行。7月10日(日)にてくのかわさきで開かれる「たかつ区健康福祉まつり」の会場内で一冊700円で販売する。
本に関する問い合わせは元気な高津をつくる会(【メール】genkitakatsu@live.jp)へ。
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4月26日