橘地区で防災訓練 ３月４日、当日参加も可
橘地区で毎年恒例の行事（写真は昨年）
橘地区連合自治会（柏木靖男会長）が主催する橘地区自主防火防災訓練が３月４日（日）午前10時から、市立橘小学校で行われる。今年で35回目。悪天時は３月11日（日）に順延。
東日本大震災の発生から約１年の実施となることから、例年より実践的な内容に一部プログラムを変更。さらに、当日集まった住民らを対象として参加型の訓練と位置づけた。
内容は、▼臨時給水所設営・給水訓練▼簡易テント・仮設トイレ作成訓練▼チェーンソー・ジャッキ・バールを使用した救出・資機材使用訓練▼初期消火訓練▼バケツリレーによる消火▼消防団などによる操法訓練▼消防団・婦人消防隊・町内会などによる放水訓練―などを予定している。
炊き出し訓練では、設営からアルファ米４００食分の炊き出しや、とん汁８００食分の調理が行われる。 また、▼防災用品・災害写真の防災展示コーナー▼応急救護の方法を学ぶ応急救護コーナー▼煙体験コーナー―などの啓発・体験コーナーも用意されるほか、起震車体験訓練、避難所開設訓練も実施される。
高津区役所橘出張所の担当者は「地域のための訓練です。より多くの方に関心を持っていただければ」と話している。
問い合わせは同出張所（【電話】０４４・７７７・２３５５）まで。
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