区制40周年 記念事業、地域から公募 「今後の街づくりのために」
今年、区制40周年を迎える高津区では、区内で活動する団体、事業者から節目の年に相応しい事業を募集している。採用されれば「区制40周年記念区民事業」として、区による広報や運営の支援を受けられる。
募集の対象は▼区制40周年を記念し新たに企画実施する事業▼これまでも実施してきた活動を、区制40周年を記念して発展的に実施する事業▼その他、区制40周年の節目に相応しい事業――。いずれも区民団体や事業者等が行い、地域の魅力を再発見し、未来に伝えていく活動となる。営利や特定の個人のみの利益、政治・宗教・選挙活動を目的とするものは対象外。
事業経費の支援はないが、採用されると記念ロゴマークの使用や区ホームページ等による広報の便宜が受けられる。8月に市民館で開催される記念イベントでも紹介される予定。
募集が始まったのは3月1日。11日現在、正式な応募はないが団体からの提案が寄せられているという。区担当者は「高津の街の歩みを思い、今後の街づくりに活かすきっかけになれば」と話している。
応募は、所定の用紙に必要事項を記入し郵送またはファクス、メールで申し込む。第一次締切は4月27日(金)必着。応募先は高津区役所企画課(〒213-8570高津区下作延2の8の1、【電話】044・861・3131、【FAX】044・861・3103、【メール】67kikaku@city.kawasaki.jp)。
昔の写真も収集
区ではまた、区制40周年に合わせ、街の歩みを写真でたどる写真集を発行し、区役所や市民館で写真展を開く計画を立てている。現在、明治期から昭和40年代位までの区の写真を収集すると同時に、写真の情報も募っている。
担当者の話では、これまでに集まったのは旧高津警察署や東京オリンピック選手村の誘致集会の様子といった、かつての高津をしのばせる写真約1300点。スナップ写真1枚や、旧家から大量に写真の提供を受けた例もある。写真はデジタル化した後、返却される。
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4月26日