高津区制40周年 街の記憶 未来に継承 8月、市民館で記念企画
写真や映像、講話によって街の記憶を未来に受け継ぐ――。区制40周年を迎えた高津区では8月、そんな主旨で様々な企画が開催される。24日から29日には懐かしい街の風景等を集めた写真展、25日には講話やコンサートで構成される記念イベントが開かれる。会場は高津市民館。
企画を主催するのは高津区制40周年記念事業実行委員会(吉崎隆男実行委員長)や高津区役所。映像、写真、区ゆかりのアーティストによる講話を通し先人が築いてきた街の発展をたどることで、多くの区民が街の魅力を再発見し、未来の高津の姿を思い描けるものを、と計画を進めてきた。
24日〜29日「写真展」
「懐かしい『ふるさと高津』がここにある」と銘打った高津区ふるさとアーカイブ写真展では、地域から広く集めた、古い街並みや暮らしぶりを収めた写真約100点が展示される。
区役所主催。同市民館12階・市民ギャラリーで8月24日(金)から29日(水)、午前10時からから午後7時まで。
25日「記念イベント」
区内の保育園児約40人による合唱で開幕する記念イベント「未来に伝えたい高津の記憶」を主催するのは同実行委と区役所。高津区出身のピアニストで作曲家、市民文化大使でもある小原孝さんが登場する。
「映像でたどる高津区のあゆみ」(午後1時50分〜)では、区民が昔の高津を語るインタビュー映像や古い地域の写真を紹介。国立情報学研究所・連想情報学研究開発センター特任教授、中村佳史さんの解説もある。
トークコンサート「私の好きな高津」(午後3時15分〜)では小原孝さんが講話とピアノ演奏を行う。
事前予約不要で入場無料、先着500人。同市民館・大ホールで午後1時30分から同4時30分まで。
吉崎さんは「先人の苦労を知り、未来への希望を皆で共有できれば」と話す。
25日には会場で区内名産品を販売するほか、12月発行予定の40周年記念誌に掲載する未来へのメッセージを募集する。メッセージを書き込んだボードを手に撮影した参加者の写真が記念誌に掲載される。
問い合わせは、高津区役所企画課(【電話】044・861・3131)まで。
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5月3日