連載【10】「町内会・自治会の震災対策」 二子第三町内会 役員兼任減で参加意識高める
以前は「納涼・消防の集い」、今は「防災の集い」として残る年1回の恒例行事は、もう何十年も続いている。消火訓練や起震車による地震体験、心肺蘇生法など、毎回テーマを決めて行う。今年は隣の町会にも参加を呼びかけ80人規模が集まった。
テーマを考案するのは消防団員でもある防災部長。町内会には他にも消防団員が多く、消防署との連携が取りやすいという。
「より多くの人、また若い人にも(防災活動等に)参加してもらいたい」(小池さん)。そんな思いから、町内会役員の兼任をなくす構想もある。
地域の安全・安心のため、また地域の絆を深めるために実施している年120回の防犯パトロール。ランダムの時間帯に行うことで犯罪抑止につなげている。
自助・共助の必要性を説き、「有事の際は、どたばたせず、まずは身の安全、そして近所で声をかけ合うことが大切」と話した。
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4月26日