連載【13】「町内会・自治会の震災対策」 坂戸第二町会 班長は次年度、防災役員に
かながわサイエンスパーク(KSP)をエリア内に持つ坂戸第二町会。元々、坂戸公園を会場に防災訓練を実施していたが、数年前から坂戸小学校に場所を移し、周辺の町会・自治会と合同で行うようになった。参加人数は約350人程。広い地域間の一体感も生まれた。同町会には十数人の班長がいるが、1年間の任期を終えると次年度は自動的に防災役員に。任期はやはり1年間だが、参加意識の向上につながっている。
十数年前に坂戸公園内に設置した防災倉庫を、今年、新たに大きな規模のものに代替え。東日本大震災の発生を受けての措置で、今後、備蓄の充実を図っていく。
普段から、特に1人暮らしのお年寄りには「朝にカーテンを開け、夜閉める」行動を呼びかけている。不自然さを感じたら声かけを行うのも班長の役目だ。
日野屋さんは「今後、車椅子の方の避難方法や、町会での初期消火体制の整備も検討したい」と話した。
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4月26日