出初式に300人 生憎の降雪、屋内で初実施
高津消防署(鈴木富夫署長)と高津消防団(河原金藏団長)は14日、ホテルKSP1階ロビーで「平成25年高津区消防出初式」を開催した。この日は生憎の降雪のため、当初の予定を変更して屋内で実施。消防署員らの分列行進やジュニアハイスクール消防隊の消防演技などが中止を余儀なくされ、来賓の挨拶などだけが行われた。
ロビーに整然と並んだ出席者約300人を前に、鈴木署長は「昨年の市内での火災発生件数は328件で、前年より97件も減少。高津区内では昨年53件で前年比4件少なかった。これは防火、防災への地域の皆さまのご尽力の賜物。我々は今後も防災に努力していく所存です。本年が災害のない年となることを祈念します」と語った。
「昨日(13日)のお天気が嘘のような生憎の悪天候。自然の恐ろしさを感じる。屋内での出初式の実施はこれまでで初めて」と話すのは河原団長。「阪神淡路大震災と東日本大震災を振り返ると、消防車が道路を走れず現場への到着が遅れたという共通点があった。(消防団員、消防隊員だけでなく)地域の皆さまの防災力向上が重要だと実感する」とし、今後さらに防災意識の啓蒙に努める熱意を語っていた。
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4月26日