区民の参加と協働で地域の課題解決に取り組む高津区区民会議。第4期(佐藤忠委員長)の2節(2013年度)は「自転車対策を中心に地域とのかかわりを持つ」との方向で活動を展開することが示された。企画会議で検討し、7月の全体会議で正式に決定する。
佐藤委員長は「駐輪場の問題は解消に向かっているが、それはハード面のこと。区民会議では自転車の危険運転などソフト面の改善に取り組みたい」と話す。
自転車運転に対する調査で実態を把握し、運転マナー向上の啓発活動を行っていく予定。特に子どもを送り迎えする母親にアピールしていきたいという。区民会議委員の一人は「小学校では自転車運転教室を実施しているが、未就学児を持つ母親へ自転車運転のマナーを伝える機会が少ない」と話す。
地域とのかかわりを重視し、橘公園で秋に開かれるサンマ祭りや久末小学校のバザーなどの会場で、ママ向けの自転車教室を開催していくとしている。
また、区民会議が第1節に取り組んだ「地域防災」の提言書を7月1日に秋岡正充区長に手渡し、防災啓発パンフレット配布などの活動を報告した。秋岡区長は「工夫が凝らされたパンフレット。全戸配布ということで区内に防災意識も広がるのでは」と会議の取り組みに感謝を述べた。
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