川崎市立橘小学校(中川通彦校長・生徒数953人)は11月30日、橘小創立100周年記念式典と祝賀会を同校体育館で行った。前身の培根学舎・末長学舎からは創立140年という節目の年ということもあり、式典は盛大に開かれた。
同校では創立100周年のスローガンに『ありがとう橘 笑顔と幸せを未来へ』を掲げ、教師と児童、地域住民が協力して記念事業を進めてきた。また、当日の式典に向け児童らは学年ごとに出し物の練習を続け、準備を重ねてきた。
式典には、歴代校長、PTAなど来賓約350人が招待され、式が始まるとおはやしクラブの和太鼓で出迎えられた。
挨拶に立った記念式典実行委員会の大川健委員長は「式典を開催するにあたり多数のご来賓に来場いただき、誠にありがとうございます。若い時から根を培うという培根魂をもとに、橘に育てられた人間として、その精神と伝統を引き継いでこられたことは嬉しい限り」と語った。
中川校長は「今日式典に参加した児童は、100年という年に学ぶ幸運な子ども達です。橘小は地域の人が支えてくれた学校。私が気に入っているスローガンの通り、まさに『ありがとう橘』です」と感謝の気持ちを表した。木嶌淨文PTA会長は「私もこの学校の卒業生。記念すべき日に、この場に立たせて頂き光栄に思う」と話し「子ども達はいつものたちばなっ子の姿を見せてあげましょう」と児童たちに呼びかけた。
2年生の「橘小の良い所」の発表に始まり、各学年による合唱や合奏などの発表が行われると、児童らの元気な歌声や姿に来賓からは大きな拍手が送られた。各学年が発表したものが宝物になり、6年生の発表が終わると宝物で構成された校章が完成。最後は童謡「ふるさと」を全員で合唱し、式典は成功裏の内に幕を閉じた。
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