神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2014年2月7日 エリアトップへ

インフルエンザ 川崎市が警報発令 さらなる流行も懸念

公開:2014年2月7日

  • LINE
  • hatena
川崎市内5年間のインフルエンザ発生状況(市内96の定点あたりの患者数)
川崎市内5年間のインフルエンザ発生状況(市内96の定点あたりの患者数)

 川崎市は4日、インフルエンザの警報を発令した。1月27日から2月2日までの患者数が流行発生警報基準値を超えたためだ。市健康福祉局では、市内においてインフルエンザのさらなる流行が推測されるため、手洗いやうがいなどでの予防の徹底を訴えている。

 発生状況を示す市内96の定点(医療機関)あたりのインフルエンザ患者数は、1月27日から2月2日の間で40・85人と前週の27・28人を上回り、発生警報基準値の30人を超えた。

 2月4日現在、市内の私立幼稚園、公立・私立の小中学校から報告されている学年閉鎖数は11施設、学級閉鎖数は84施設にのぼった。中でも小学校の学級閉鎖は70施設に及ぶ。

ウイルスの型が複数

 市健康安全研究所によると、市内で流行しているインフルエンザウイルスの型は、今年1月以降の検出状況でAH1pdm09型が最も多く19件、続いてB型が12件、A香港型が7件と続く。AH1pdm09型とは、2009年に流行した新型インフルエンザウイルス。昨年、一昨年はA香港型が最も多かったが、今年は3つの型が流行している。またタミフルに耐性を持つウイルスの報告が全国ででてきていることから、同研究所では今後の流行には注意が必要としている。

 市健康福祉局は、外から帰ったら、必ず手洗い、うがいの徹底や、人にせきやくしゃみをかけない「せきエチケット」、部屋の湿度を50%から60%に保つなど「インフルエンザに『かからない、うつさない』ための正しい衛生習慣を身に付けてほしい」としている。

高津区版のトップニュース最新6

溝口神社で「こどもフェス」

4月29日

溝口神社で「こどもフェス」

SDGs関連の試みも

4月26日

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

市制100年で1万発に

多摩川花火大会

市制100年で1万発に

今年の開催概要決まる

4月19日

「おいしさの技術」に迫る

県立川崎図書館

「おいしさの技術」に迫る

「食」テーマの企画展、話題に

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月12日

「しあわせ職場賞」に喜び

久地「日本理化学工業」

「しあわせ職場賞」に喜び

障害者の働き甲斐、支援

4月12日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook