川崎市 地域福祉計画を策定 第4期、14年度から3カ年
川崎市は「自立と共生の地域づくり」を進めるため、第4期(2014年度〜2016年度)の川崎市地域福祉計画を策定し、4日に発表した。各区の実情に応じた計画も策定され、理念や基本目標、具体的な取り組み(施策)などが盛り込まれている。
第4期川崎市地域福祉計画は、2014年度からの3カ年計画。「『活力とうるおいのある地域づくり』をめざして」を基本理念に、公的サービスと地域の多様な力を結び付けて、取り組みを進めることをめざす。
「第3期計画の進捗は順調と評価されている」とし、地域や社会に応じた取り組みの推進などを基本的な視点に策定された。
基本目標には【1】サービス利用者の意向を尊重した施策の充実【2】保健・医療・福祉サービスの質の向上に向けた体制の強化【3】地域福祉活動への住民参加の促進に向けた基盤整備-の3点を掲げた。
要支援者を発見する機能の充実や支援体制の整備、身近な相談支援体制づくり、地域の福祉活動団体への支援や参加しやすい仕組みづくりに重点的に取り組むという。
高津区の地域福祉計画の基本理念は「生まれ、育ち、支えあう、健やかな高津をめざして」。「子どもを健やかに育むまち」「高齢者・障害者が安心して暮らせるまち」「交流・ふれあい・支えあいのあるまち」を基本目標としている。
重点事業に「高津区地域福祉活動キラリ事業」を据え、地域団体と住民による福祉のまち高津交流会の開催や、福祉活動をリレー形式でレポートする「たかつハートリレー」の実施に取り組む。
また、3つの基本目標のもとに、基本施策を進めていく。主な取り組みは児童家庭相談の充実、こんにちは赤ちゃん事業、転入者子育て交流会、学習支援・居場所づくり事業、地域の関係団体と関係機関の連携、地域の見守り活動の推進、自主防災組織への支援など。
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4月26日