神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2014年5月9日 エリアトップへ

高津青年会議が休会 OB会と新団体に移行

公開:2014年5月9日

  • LINE
  • hatena
45年の歴史にいったん幕。6月にOB会が新団体として活動を開始する
45年の歴史にいったん幕。6月にOB会が新団体として活動を開始する

 高津区民祭の発案、開催など高津区のまちづくりに45年間貢献してきた地元の青年奉仕団体「高津青年会議」が4月で休会となった。これに伴い、同会のOB会が組織を改編、新たに「高津青年会議親睦会」を立ち上げて、青年会議のメンバーとOBがともにまちづくりに取り組む。

区民祭、生みの親

 高津青年会議は「高津区の将来のまちづくりを真剣に考える青年たち」が1968年10月に発足させた団体。青年会議所(JC)とは異なる高津区独自の組織で、高津区民祭をはじめ、美化、環境、経済など様々な地域活動を展開した。45年の歴史の中で、82年に川崎市文化賞を受賞するなど数々の功績を残している。

 青年会議での活動は年齢制限があり、40歳で卒業しなければならない。近年は新入会員がなく、現役会員は8人にまで減少し、活動を続けていくことが困難な状況になっていた。

 一方、同会OB会のメンバーは約100人に上る。そのため、高津青年会議はいったん休会とし、現役会員とOBの垣根を越えて、まちづくりの活動を継続していくことになった。

 4月4日にホテルケイエスピーで高津青年会議の第46回総会が開かれ、休会が承認された。大谷貞雄理事長は挨拶の中で「優良といわれる企業でも30年が寿命といわれているなかで、45年間続いたというのは、皆様の高津に対する熱い想いがあったからだと思う。この気持を大事にして新しい団体で動いていただければ本望」と語った。

新団体は6月発足

 総会後にOB会の臨時総会が開かれ、OB会の解散、新団体設立に関する議事などが進められた。新団体の名称は「高津青年会議親睦会」とし、規約案や役員案、組織案などが議決された。設立総会は6月に開かれ、今後の活動方針などが発表される予定だ。

高津区版のトップニュース最新6

溝口神社で「こどもフェス」

4月29日

溝口神社で「こどもフェス」

SDGs関連の試みも

4月26日

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

市制100年で1万発に

多摩川花火大会

市制100年で1万発に

今年の開催概要決まる

4月19日

「おいしさの技術」に迫る

県立川崎図書館

「おいしさの技術」に迫る

「食」テーマの企画展、話題に

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月12日

「しあわせ職場賞」に喜び

久地「日本理化学工業」

「しあわせ職場賞」に喜び

障害者の働き甲斐、支援

4月12日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月1日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook