神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2014年6月6日 エリアトップへ

高津区児童数 末長、久地などで増加顕著 市教委「居住開発が背景か」

社会

公開:2014年6月6日

  • LINE
  • hatena

 川崎市教育委員会はこのほど、2014年度の同市市立小学校への新入学児童数と、在籍児童数(5月1日現在)をまとめた。高津区では、近年、特に末長小、久地小などでの児童数、学級数が増加。同委は、マンション開発の促進などで局所的に子どもの数が増えているのでは、との見方を示している。

 市教育委員会によると、2014年度5月1日現在の市立小学校への新入学児童数は1万2452人。うち高津区は2049人だった。区内の学校別では、久地小が最多で218人、次いで末長小200人、東高津小180人と続いた。

 市内の児童数は計7万1434人で、うち高津区は1万1599人。区では統計が残っている1972年度以後、最少だったのは1998年度の8987人で、以降ほぼ毎年増加が続いている。

 高津区では近年、特に末長小、久地小で顕著に増加。2008年度、末長小が30学級、久地小が27学級だったが、14年度にはともに35学級に上っている。

 同委によると、児童数増加の背景には、区内で続くマンション開発などでの親子連れ世帯の流入増がある。開発が進む地域では、局所的に児童数が上昇することがあるという。

 末長に暮らす住民らからは「子どもが増えれば、今後交通事故が増える可能性もある。児童のために登下校時の安全確保、防犯対策に力を入れていきたい」との声が上がっている。

 区ごとの新入学児童数は、宮前区が2050人で最多。以下高津区のほか、中原区2047人、川崎区1867人、麻生区1635人、多摩区1477人、幸区1327人だった。

高津区版のトップニュース最新6

溝口神社で「こどもフェス」

4月29日

溝口神社で「こどもフェス」

SDGs関連の試みも

4月26日

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

市制100年で1万発に

多摩川花火大会

市制100年で1万発に

今年の開催概要決まる

4月19日

「おいしさの技術」に迫る

県立川崎図書館

「おいしさの技術」に迫る

「食」テーマの企画展、話題に

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月12日

「しあわせ職場賞」に喜び

久地「日本理化学工業」

「しあわせ職場賞」に喜び

障害者の働き甲斐、支援

4月12日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook