高津区のまちづくりに貢献してきた青年団体「高津青年会議」の休会に伴い、同会のOB会が組織を改編し、OBと青年会議会員による新団体「高津青年会議親睦会」を発足させた。6月4日に溝口で設立総会が開かれ、新体制と役員人事、会則、新たな事業計画などが発表された。
高津青年会議は、高津区民祭の開催など高津区のまちづくりを45年間続けてきた青年団体だが、40歳までの年齢制限や後継者不足などを背景に会員が減少。活動を継続するのが困難な状況となり、今年4月の総会で休会となった。
「これまでの経験や知識を絶やしてはもったいない」「いつか青年会議を復活させたい」―。そんな想いから、まちづくりの活動を継続させる新団体「高津青年会議親睦会」が発足した。
高津青年会議親睦会の会員は90人以上。会長には前OB会会長の吉崎寛さん(61)が就任した。吉崎会長は挨拶で「これからは現役会員とOB会員の間にあったあしかせや垣根を心配する必要はない。高津を愛する、高津を良くしようという志を持った人の集まり。会員の自発的な活動の受け皿となる会になる。自分のできる範囲で協力していただきたい」と述べた。
現役会員が担っていたまちづくりの事業は、新たに設けられた企画運営部会が引き継ぐ。総会では企画運営部会からまちづくり企画のプレゼンテーションが行われ、「高津区内の無名の信号機に名前を付ける事業」、「まちぐるみで行う大型の合コンイベント『まちコン』の開催」、「グルメ・イベント・キャラクターなど高津区の名物の創出による地域活性化」の3つの企画が発表された。
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