北朝鮮による日本人拉致問題の現状を学ぼうと、洗足学園中学高校の生徒3人が7月17日、内閣官房拉致問題対策本部(千代田区)を訪れ、古屋圭司拉致問題担当大臣を取材した。
訪問したのは同高校の小泉涼生徒会長、平松由希子同副会長、同中学の麻尾里紗同副会長と引率教諭2人。取材内容は、今年9月14、15の両日に開催する同校の文化祭で、レポートなどとして発表する。
訪問は生徒が提案し、市を通じて実現した。小泉さんらは「なぜ今になって北朝鮮は拉致被害者などの全面調査を約束してきたのか」「解決のための政策は」などと質問。古屋大臣は「世界各国が拉致問題に怒りの声を上げ、今年3月に国連人権理事会で北朝鮮の人権侵害を非難する決議を行ったことなどが再調査の背景にある」など、現状を説明した。
引率した同校の島田芳恵教諭は「今後はさらにグローバルな時代になる。今回の経験を生かし、世界に視野を広げて活躍できる力を付けてほしい」と語った。
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