第64回社会を明るくする運動作文コンテスト入選作品がこのほど発表され、末長小6年生の俵悠里さんが神奈川県推進委員会委員長賞を受賞した。
同コンテストの小学生の部の応募総数は3022点。そのうち入賞は8作品。
俵さんが選んだテーマは「児童虐待」。なぜ起きるのか、どうしたら防げるのかを自身の視点から考えを綴っている。受賞について俵さんは「自分の考えが伝わったことが嬉しい」と喜びを語った。
一昨年、妹が産まれたことを機に、児童虐待のニュースを気にするようになったという俵さん。「赤ちゃんの相手は思い通りにいかなくてすごく大変。でもこんなに可愛いのに、なぜ事件が起きるのか」。
俵さんの考えた要因は「孤独になってしまうこと」だ。母親が医師や保健師に育児について相談することで不安を解消できたという話を聞いた。「頼れる人がいることはとても大切なこと。地域でサポートを強化することで事件が減るのでは」と考えを綴った。
「考えること、その考えを誰かに伝えることが社会を変える力になるのかなと思う」と話す俵さん。将来の夢は政治家かジャーナリストになりたいという。
「色々な視点から、社会に対する意見を言える人になりたい」と語った。
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