5月5日は、こどもの日―。そこで区内外で活躍する小学生を紹介する。剣劇ドラマや舞台で斬り合い場面の芝居をする殺陣。高津総合型スポーツクラブSELFの殺陣剣術教室に通い、5月10日の中原街道時代まつり(中原区)に出演する小学生6人を取材した。
高津総合型スポーツクラブSELFの殺陣剣術教室は、週に1回、高津中学校で開かれ、小学生から大人までが練習に参加している。
同教室は高津区民祭など、地域のイベントに参加し、5月10日は中原街道時代まつりへ出演する。大人と一緒に演武を披露するのは、高橋淳音君(坂戸小6年)・律希君(同5年)兄弟、中村彰太郎君(久本小6年)・画(えがく)君(同4年)兄弟、萬歳聖音(ばんざいせいん)君(新作小6年)、平塚達也君(久地小6年)の6人。
当日の演武は約5分間。篠笛や太鼓の音楽に合わせ、殺陣剣術を披露する。
練習では、剣先の角度や立ち位置、全体の流れを入念に確認。同教室では、手付け(振付)を自分で考える。中村彰太郎君は「切られる方が好き。倒れる芝居の方が自分を表現できる」と話す。競うのではなく表現することが殺陣剣術。互いに呼吸と間合いを読む「剣を通したコミュニケーション」が殺陣の魅力だ。
「覚えるのは大変だけど、お互いの息が合って出来上がっていくのは嬉しい」と高橋律希君。本番に向け、練習に熱が入る。
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