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小学生の問題行動が増加 県と市が調査結果を公表

教育

掲載号:2015年10月2日号

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 川崎市と神奈川県は16日、2014年度児童生徒の問題行動の調査結果を公表した。市内の中学校の暴力行為は4年連続で減少したものの、小学校の暴力行為は過去5年で2番目に多く、高学年で増加傾向を示した。小学生の不登校が増加し、過去5年で最多となった。

 調査結果によると、14年度に市内の公立小学校で発生した暴力行為の発生件数は103件だった。前年の59件から大幅に増加。過去5年間をみると10年度の111件に次いで多かった。学年別にみると、6年生が26件、5年生が21件、4年生が18件と高学年の増加が目立つ。

 一方、中学校で発生した暴力行為は10年度の602件から4年連続で減少し、14年度は239件だった。高校生の暴力行為は前年度の14件から増加し、14年度は18件だった。

 小中校合わせた1000人当たりの出現率を県内地域別(4市4地域)にみると、横浜市の14・0人が最も高く、次いで横須賀市の9・5人、県央地域の7・6人と続き、川崎市は3・4人で最も少なかった。

 市教育委員会は「小学校の件数が増加した背景として、他の児童とのコミュニケーションの取り方や未熟さや感情のコントロールに課題がある児童が些細なことで手を出してしまう事案が増えている」としている。

 不登校も小学校で増加していることが明らかになった。14年度中の小学校の不登校児童数は271人で、前年度の238人から約13・9%増加。過去5年間で最多となった。中学生の不登校生徒数は1003人で、前年度の1048人から約4・3%減少した。

 市教委は「学校内の人間関係に加え、情緒的な不安や無気力などの本人に係る状況や複雑な家庭環境などが絡み合う場合が増加している」としている。

 いじめ件数は、文部科学省の調査の見直しを受け、再調査するため、改めて公表するとしている。

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