川崎市と世田谷区がそれぞれの地域の活性化を目指して連携・協力する包括協定を締結してから今年12月で1年になる。川崎市は11月11日、1周年を記念し、エネルギー問題に関する特別セミナーを中原市民館2階で開催する。
川崎市と世田谷区は多摩川の花火大会を合同で開催するなど、これまでも様々な交流があった。
昨年5月、福田紀彦川崎市長と保坂展人世田谷区長がエネルギー問題に関する意見交換を実施。これを契機に、両自治体で水素エネルギーや再生可能エネルギーの普及促進などに関して協力関係を構築する機運が高まり、同年12月に「互いの持つ資源や特徴を生かし、それぞれの地域の持続的な成長を目指して連携・協力していく」とする包括協定を結んだ。
協定締結後は、エネルギー関連の事例紹介や多摩川花火大会での音楽交流、福田市長と保坂区長の対談、船で多摩川を行き来する「宇奈根の渡し」など、多岐に渡る連携事業を進めてきた。
11日のイベントは「エネルギーについて考えるセミナー」と題し、川崎市が主催する。日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会常任顧問を務める辰巳菊子さんが基調講演で登壇。来年4月から始まる電力自由化で市民生活はどのように変わるのかなど、持続可能なエネルギーの選択をテーマに解説する。
また、川崎市と世田谷区のエネルギーに関する取り組みの紹介や両自治体の意見交換会も開かれる。
午後6時半〜同8時半。入場無料。参加希望者は用紙に記入し、FAX(044・200・3921)などで申し込む。用紙は各区役所で手に入る。
問い合わせは、市環境局(【電話】044・200・2508)へ。
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