区内で唯一のイチゴ生産農家・武笠農園(坂戸2の5)では、イチゴの収穫がピークを迎える。昨季から生産を始め2期目の収穫。同園は「天候の影響により、収穫量が読み難いところもあるが、出来栄えは上々」と手応えを感じている。
武笠農園で栽培する品種は、大型で高い糖度と適度な酸味が特徴の「紅ほっぺ」。1200平方メートルのハウスに8000株を栽培している。
昨季は、初栽培だったがマルイファミリー溝口や大型直売所で販売。地元和菓子店の商品に使用されるなど、地域の評判も高かった。
栽培2期目となる今季は、苗作りの研究に重点を置いた。肥料や温度管理で苗が丈夫になり、農薬の使用を減らすことにつながった。「今期も試行錯誤しながらの栽培だが、出来栄えは上々」と、栽培管理を行う奈良翔太さん。
昨年末、1番果の収穫ピークを終え、これから2番果、3番果の収穫ピークを迎える。奈良さんは「暖冬の影響で成長が早かった1番果と比べ、2番果は気温が低くゆっくり成長できる。その分甘味がしっかりのってくる」と期待を込める。
同園は2月6日からイチゴ狩りを開始する。開園は水曜、土曜、日曜日(収穫状況により変更あり)。事前予約制。予約は2日前(10時半〜)から受け付ける。
販売は同園直売所など。1パック650円〜。問い合わせ・予約は武笠農園【携帯電話】090・4521・1515。
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