神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2016年4月8日 エリアトップへ

水素エネルギーで電力供給 南武線・武蔵溝ノ口駅

社会

公開:2016年4月8日

  • LINE
  • hatena
自立型水素エネルギー供給システムの設置イメージ(提供:JR東日本横浜支社)
自立型水素エネルギー供給システムの設置イメージ(提供:JR東日本横浜支社)

 JR東日本横浜支社と川崎市は先月24日、南武線武蔵溝ノ口駅に自立型水素エネルギー供給システムを整備すると発表した。太陽光などの再生可能エネルギーと水素を活用し、災害時に帰宅困難者の一時滞留場所となる駅で必要な非常用電源として機能する。同様のシステムの導入は鉄道事業者で初。稼働開始は2017年春を予定している。

 同システムは、駅屋上に設置した太陽光パネルで発電した電力で水素を生成。その水素をタンクに貯蔵し、燃料電池で発電して駅舎の電源の一部として使用する。災害時にライフラインが寸断されても、トイレや電光掲示板などへ電力を供給できる。平時は駅舎の照明などに使用。二酸化炭素排出量を20%削減できるという。市スマートシティ戦略室は「水素エネルギーは大容量の貯蔵が可能。温水も作り出せるため、様々な場面で活用できる」としている。

 同様のシステムは現在、川崎マリエンやハウステンボス(長崎県)などでも整備されており、市によると武蔵溝ノ口駅は全国で4例目だという。

 JR東日本と川崎市は昨年1月に包括連携協定を締結。南武線沿線のブランド向上や水素エネルギーの活用などに協働して取り組んでいる。市は水素利用の普及を図っており、水素社会の実現を目指している。 

高津区版のローカルニュース最新6

市制100周年に相応しく、盛会

【Web限定記事】

市制100周年に相応しく、盛会

高津区子ども会連合会が総会

4月26日

魅せた「造園作家の心意気」

【Web限定記事】

魅せた「造園作家の心意気」

イベントで溝口エリアの緑化を後押し

4月26日

ミューザで記念演奏

市制100周年

ミューザで記念演奏

東京交響楽団と市民が共演

4月26日

「写真供養」、今年も6月に

川崎写真師会

「写真供養」、今年も6月に

実施概要決まる

4月25日

リニューアル、進捗を公開

東名高速多摩川橋

リニューアル、進捗を公開

工事の概要、一般PRも

4月25日

優勝の喜び、再び噛みしめ

富士通レッドウェーブ

優勝の喜び、再び噛みしめ

JR川崎駅そばで「報告会」

4月25日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook